事業戦略のプロが設計した事業計画の立て方で学ぶ、シナリオの策定方法:製品戦略、マーケティング戦略、財務戦略、組織戦略から 資金調達計画と株式公開(IPO)への戦略を公開!ということで半年にわたって連載していた記事を2020年下半期の時点で編集し直して書籍化しました。筆者は自身の経営していた会社を売却した後に、上場企業において経営企画室や成長戦略室などの責任者をさせていただき、そのときに培った実務上の経験をまとめてあります。本書の内容は最新の動向にも触れており、経営企画室の人とか必読の内容となっておりますし、IPOを考えておられる経営者の方にも読んで欲しい内容となっています。これまで書かれていた書籍では、実務にはあまり関係のない専門家が知る内容だったので、本書では一歩手前のその辺りを詳しく解説させていただきました。お陰様で「First season」は予想を超える反響をいただきました。専門家との打ち合わせのときに、論点をずらされないよう、しっかりと理論武装できる内容となっております。第1章では、目標管理制度を軸にした採用計画の立て方について解説をさせていただいております。人材を雇用していくにあたって、ある部署に何人足りていないから補充するというような思考では会社の成長は望めないので、成長を織り込んだ採用計画をしっかり策定するために解説をしております。第2章では、設備投資計画の立て方と判断方法についても詳しく解説させていただいております。設備投資は会社の運営を左右する場合もありますので、慎重かつ大胆な判断を下すためにも「なぜ」必要なのか、導入すればどういった効果が得られるのか関係各所に周知徹底する必要があります。第3章では、資金計画の実行とキャッシュフローの考え方を解説し、ここではファクタリングの仕組みについても解説させていただいております。第4章では、キャッシュフロー計算書の作成方法や実現力のある販売計画の策定方法について解説しております。鮮度重視で本書を「Second season」としてリリースして2020年内に「Third season」を出版させていただく予定です。それでは、皆様の繁栄とご多幸をお祈りいたします。